酒類事業者が使える補助金3選|酒蔵・酒販店向け支援制度まとめ

三重県を中心に酒類事業者のサポートを行う中で、補助金に関するご相談も年々増えています。

実際に多いのは、

  • 「補助金の種類が多く、どれが使えるのか分からない」
  • 「申請してみたが不採択になった」
  • 「販路を広げたいが、どの経費が対象になるのか分からない」

といったお悩みです。

そこで本記事では、酒類事業者が活用しやすい補助金を3つに絞り、要点を分かりやすく解説します。

目次

小規模事業者持続化補助金

まず最初におすすめしたいのが、小規模事業者持続化補助金です。

最大の特徴は、対象となる経費の幅が非常に広い点にあります。
新たな販路開拓や店舗リニューアル、広告宣伝費など、多くの経費が補助対象となります。

補助額は50万円〜250万円、補助率は2/3(赤字事業者は3/4)。
公募は年3〜4回程度実施されています。

対象となるのは、

  • 小売業:常時使用従業員5人以下
  • 製造業:20人以下

の小規模事業者です。

採択率は公募回によって変動しますが、過去実績では平均約60%前後。
2025年以降は約40〜50%程度で推移しています。

こんな事業者に向いています

・新商品開発や広告に力を入れたい
・生産設備を導入し効率化したい
・店舗を改装して集客力を高めたい
・展示会や商談会に参加したい
・オンライン販売を強化したい

※この補助金について詳しく知りたい方は、こちらの記事「小規模事業者持続化補助金って何?わかりやすく解説」を参照してください。

酒類業振興支援事業費補助金

こちらは酒類事業者を対象とした専門性の高い補助金です。

特徴は、補助額が比較的大きい点にあります。

支援枠は主に以下の2つです。

新市場開拓支援枠

  • 補助率:1/2(小規模は2/3)
  • 補助額:50万円〜500万円
  • 目的:新しい販路・販売手法の開拓

海外展開支援枠

  • 補助率:1/2
  • 補助額:50万円〜1,000万円
  • 目的:海外市場への販路拡大

公募は年2回程度実施されています。

採択率は公募回によって変動しますが、概ね40〜50%前後です。
※新市場開拓・海外展開以外の目的では補助対象外となります。

酒類業振興支援事業費補助金(概要)

項目新市場開拓支援枠海外展開支援枠
目的新しい販路・販売方法の開拓海外市場への販路拡大
補助率1/2(小規模は2/3)1/2
補助額50万~500万円50万~1,000万円
対象酒類事業者酒類事業者(複数連携も可)
使える例・設備投資・展示会出展・マーケティング費・海外展示会・通訳翻訳費・海外向け販促

IT導入補助金

IT導入補助金は、業務効率化やインボイス制度対応のためのITツール導入を支援する制度です。

IT導入補助金には複数の支援枠がありますが、本記事では酒類事業者が活用しやすい代表的な3区分に絞って解説します。
※本補助金について、詳しく知りたい方はこちらの記事「IT導入補助金って何?」を参照してください。

通常枠

  • 会計ソフト・在庫管理・EC管理など
  • 上限:最大450万円
  • 補助率:中小企業1/2(一定条件で2/3)

インボイス対応類型

  • 会計・請求管理ソフト、PC・レジ等
  • 上限:最大350万円
  • 補助率:小規模事業者 最大4/5

電子取引類型

  • クラウド利用料(最大2年分)
  • 上限:最大350万円
  • 補助率:中小企業2/3

募集回数は年4回程度と多く、申請タイミングを調整しやすい点も特徴です。
採択率は年度によって変動しますが、近年は約40〜50%前後で推移しています。

区分活用イメージ対象経費補助上限補助率
通常枠会計ソフト・在庫管理・EC管理など業務効率化ITツール導入費(ソフト・クラウド利用料等)最大450万円中小企業:1/2(一定条件で2/3)
インボイス対応類型インボイス制度対応の会計・請求管理会計ソフト・受発注ソフト・PC・レジ等最大350万円小規模事業者
最大:4/5
電子取引類型取引先とデータで請求書や発注書をやり取りクラウド利用料(最大2年分)最大350万円中小企業:2/3 

※小規模事業者の定義は、小売業の場合には、常時使用する従業員の数が5人以下、製造業の場合には20人以下となり、これらに該当しない場合には、中小企業に当たります。

酒類事業者が本補助金を使用する場合、具体例としては酒蔵や酒販店での会計ソフト導入や、EC販売管理の効率化に活用できます。

まとめ

本記事では、酒類事業者が活用しやすい補助金を3つに絞って解説しました。

補助金は非常に有効な資金調達手段ですが、

  • 公募要領の理解
  • 対象経費の整理
  • 事業計画書の作成

など、準備すべき事項が多くあります。

また、申請すれば必ず採択されるわけではなく、不採択となれば事業計画の見直しを迫られることもあります。
補助金申請に不安がある場合は、事前に専門家へ相談することをおすすめします。

当事務所では三重県を中心に、愛知県・奈良県・滋賀県など近隣エリアの酒類事業者様からのご相談にも対応しております。
お気軽にご相談ください。


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