ひろゆきに感じていた違和感
元2ちゃんねる創設者として知られる 「ひろゆき」。
彼については、昔から賛否両論があります。
「論理的で鋭い」
「日本社会の違和感を言語化している」
という評価がある一方で、
「口ばかりで実体がない」
「評論家に見える」
「過大評価ではないか」
という意見も少なくありません。
実際、自分自身も、これまでひろゆきに対してどこか違和感を持っていました。
確かに話は上手い。
頭の回転も速い。
相手の矛盾を突く能力も高い。
しかしその一方で、
「では、実際に2ちゃんねる以外に何を作ってきた人なのか?」
という感覚も、ずっとどこかにあったのです。
特に、自分はこれまで海外の飲食店や外国人コミュニティの中で働いてきた経験があるため、「現場感覚」や「実体験」を重視する傾向があります。
だからこそ、ネット上で抽象論を語るタイプの人間に対して、少し距離を感じる部分があったのかもしれません。
情報発信とインネパ料理店報道の共通点
しかし最近、ブログ運営や情報発信を続ける中で、あることに気付きました。
それは、「人が食いつく入口を作る」という点において、実は行政書士のブログ運営と、ひろゆきの発信には共通点があるのではないか、ということです。
もちろん共通点があるから私とひろゆきを並列的に並べて評価するというのではありません。
客観的に見ても、私とひろゆきでは、「影響力」や「知名度」等を含め、その差は天と地ほどの差があります。
ここで私が言いたいのは、その時代に合わせて、ネット界隈や現実世界で多くの人が関心を寄せる話を選別し発信していくことです。
例えば、私が見たひろゆきは非常に“嗅覚”が鋭い人物に見えます。
今ネット上で何が燃えるのか。
誰に触れれば議論が起きるのか。
どんなテーマなら人が反応するのか。
その感覚に非常に長けているように見えます。
たとえば、最近ですと、高市首相に関する話題が多いですが、支持と反対が大きく分かれる人物に対して切り込めば、当然ネット上では議論が起きます。
賛成派も反応する。
反対派も反応する。
結果として、動画も拡散される。
これは、ある意味では“ネット時代のメディア感覚”なのだと思います。
なぜ「インネパ料理店」が繰り返し報道されるのか
そして、よく考えてみると、ブログも同じです。
実際、自分自身も、
- ロシア出身YouTuber
- ボニーブルー
- インネパ料理店
- 外国人問題
- 経営管理ビザの厳格化
など、「人が反応しやすい入口」をテーマとして扱ってきました。
例えば最近、大きく報道されている「経営管理ビザ厳格化」のニュースでも、それはよく表れています。
実際、最近のニュースやYouTube、SNSなどを見ていると、経営管理ビザの話題になるたびに、非常に高い頻度で登場するのが「インド・ネパール料理店」です。
もちろん、経営管理ビザで日本に滞在し、会社を経営している外国人は、インド人やネパール人だけではありません。
ベトナム人もいれば、スリランカ人もいる。
フィリピン人、中国人、韓国人、欧米系の経営者もいます。
しかし、メディアで繰り返し象徴的に扱われるのは、なぜか毎回いつも「インネパ料理店」なのです。
最初は、自分自身もそこに少し違和感を持っていました。
なぜ、毎回インネパ料理店なのか。
なぜ、他の外国人経営者ではないのか。
しかし、情報発信という視点で考えると、その理由が少し見えてきます。
結局、「インネパ料理店」というのは、日本人にとって非常にイメージしやすい存在なのです。
街中にも多い。
実際に食べたことがある人も多い。
ナンやカレーのイメージも浮かびやすい。
つまり、“一般の人が瞬時に情景を理解できる”のです。
一方で、例えばベトナム料理店やスリランカ料理店になると、店舗数も比較的少なく、日本人にとっての馴染みもやや薄くなります。
すると、ニュースとして扱った時の「引っかかり」が弱くなる。
つまり、インネパ料理店というのは、経営管理ビザ問題を語る上で、“入口として非常に強い”存在なのです。
実際、最近では、
「経営管理ビザ厳格化で、インネパ料理店経営者が帰国へ」
といった形のニュースも増えています。
そして、人々はそこに反応する。
「近所のあのカレー屋も?」
「外国人経営ってそんなに多かったのか」
「日本の制度はどうなっているんだ」
と、身近な飲食店を入口にしながら、社会問題へと関心が広がっていくわけです。
これは、別に悪い意味だけではありません。
むしろ、メディアとは昔から、「人がイメージしやすい入口」を使って、複雑な社会問題を伝えてきたとも言えます。
「入口を作る」という構造は同じ
そして、よく考えてみると、自分自身のブログ運営も、構造としてはそこに近い部分があります。
人が反応しやすいテーマを入口にしながら、そこから制度、現場、実務、外国人社会のリアルへと繋げていく。
もちろん、最終的に着地させる場所は違います。
ひろゆきの場合は、コメンテーターとして「話題性」や「拡散」が価値になります。
一方、自分の場合は行政書士として、最終的には相談や実務へ繋げていかなければなりません。
つまり、目指している“出口”は全く違う。
しかし、「まず人に読んでもらわなければ始まらない」という点においては、実は構造自体はかなり似ているのではないか、と感じたのです。
というのも私自身、行政書士登録後にすぐ開業したのですが、最初に書いていたブログは、すべて許認可の申請方法や制度の概要など「正しい情報をいかに漏れなく正しく伝えるか」に重点を置いて書いていました。
その理屈としては、役に立つ情報は、役に立つという意味では不変であるため、どんな形であれ必ず評価され読まれるブログになると考えていたからです。
しかし実際には逆で、人が読みたくなる入口を作らなければ、どれだけ正しい情報を書いても読まれません。
そして読まれなければ、そのブログの内容が良い情報かどうかすら判断されない。
だからこそ、「どんな入口を作るか」は非常に重要になります。
これはネット時代特有の話ではなく、昔の新聞やテレビ、雑誌でも同じだったのでしょう。
強い見出し。
人が反応するテーマ。
賛否が分かれる話題。
そういった“入口”を使いながら、人を中身へ誘導していく。
結局、メディアというものは、昔からずっと同じ構造なのかもしれません。
問題なのは「入口」ではなく、その先に何を置くのか
ただし、重要なのはその先です。
問題なのは、「人が反応するテーマを扱うこと」ではありません。
その先に、
- 実体験があるのか
- 現場感覚があるのか
- 専門性があるのか
- 中身があるのか
という部分なのだと思います。
だからこそ、自分自身も、単なるPV狙いだけの記事にはならないように気を付けたいと思っています。
入口は広く。
しかし最後は、実務や現場、そして自分自身の経験へと繋げていく。
それが、これからの時代の専門家に必要な発信なのかもしれません。
【なべ行政書士事務所】
三重県四日市市天カ須賀5丁目1番17-7号
TEL : 080-6865-3422
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定休日:日曜日
メールでのお問い合わせはこちら
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当事務所の公式SNSアカウントです。ビザ申請、飲食関連の最新ブログを投稿しています。

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